この記事では、マンガ『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』のあらすじや登場人物について紹介します。
後半では、ネタバレありの感想も書いていきます!
マンガをまだ読んでいない方はご注意ください。
マンガ『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』の登場人物
川合麻依(町山交番)
新任警察官。
かなりの天然で、空気を読めていない時も多々。
警察官になれたはいいものの、もうやめたいと思っている。
だが、本人の自己評価とは反対に、周りからは評価されているところもあるようで・・・
藤聖子(町山交番)
刑事課の元エース。今は町山交番勤務。
新任の川合麻依とペアを組んでいる。
口が悪いところもあるが、仕事はできる。警察学校は主席で卒業。
元刑事が交番に飛ばされた理由は一体??
伊賀崎秀一(町山交番所長)
マンガ(1巻)ではあまり活躍シーンはない。
ドラマではムロツヨシが演じ、いい味を出している。
何を考えているかわからなく、ふわふわしているようで、実はとても部下思いなところもある。
マンガ『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』のあらすじ
マンガ『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』の感想と考察【ネタバレあり】
喜怒哀楽すべての感情をせめてくる!笑って泣いて忙しい
マンガ『ハコヅメ』は笑って泣いて、時には感動して…と感情がものすごく揺さぶられます。
さっきまで笑っていたと思ったら、急に感動的な展開になるというのもザラ。
見る人が見たら「感情のジェットコースターやで!」とツッコんでしまいそうなくらい、喜怒哀楽すべての感情を刺激してきます。
警察がテーマというと、シリアスな物語を想像してしまいがちでしたが、
マンガ『ハコヅメ』は2ページに1回はクスッと笑える場面があって楽しいです。
何なら2ページで5回くらい笑っちゃうことがあったり、つぼに入ってなかなか次にページに進めないところもありました。
ちなみに私はカフェでこのマンガを読んでいたので、近くに座っている人から、「こいつ、笑ったり泣いたりメンタル大丈夫?」と思われていたかもしれません。
登場人物のセリフがやけにリアルなのはなぜ?
マンガ『ハコヅメ』では女性警察官の心理描写がすっごくリアルです。
私は警察官にはなったことはないけど、きっと女性警察官は普段こんなことを思っているんだろうな~
とリアルに想像できます。
それもそのはず。作者の泰三子先生は某県警に10年勤務されたガチの元警察官だったんです!
2017年に公務員という安定した仕事をやめ、専業漫画家となったそう。
「元警察官が書くマンガ、そりゃリアルなはずだわ。」と思いつつ、このマンガの中の世界が本当だとすると、現役警察官の方たちには頭が上がらないなあ、とも思いました。
現役の警察官の皆さん、日本の平和を守ってくれてありがとう!!!
仕事に向いてる・向いてないって何なんだろう
新人警察官の川合は、「自分は警察官に向いていない」「やめたい」と考えています。
辞表も書いて、やめる気はまんまんです。
ですが、その気持ちと裏腹に、実際は窃盗犯の心を開かせたり、家出少女から事情を聴きだしたりと活躍しています。
この川合の姿を見て、「仕事に向いてるとか向いてない、ってのはどういうことなんだろう」と考えさせられました。
自分では向いていないと思っていても、他の人からすると向いていることもある。
「もうこんな仕事やめてやる!」と思うこともあれば、次の日には「この仕事も悪くないな」と思ったりもする。
その時々で気持ちは変わるけれど、それこそが人間らしさなのかもしれないな、と思いました。